BOOCSとは

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1.脳疲労を解消するBOOCS法とは

脳がストレスを受けて、脳内の夫婦関係が悪くなった状態を「脳疲労」と定義し、脳疲労を解消する具体的方法をとして「BOOCS(ブックス法)」があります。

ストレスの原因である今の環境(仕事や家庭環境など)はそう簡単に変わらない・・・
そこで、外的要因を解消するのではなく、あなた自身の脳疲労に気づき、自分をケアするが解消するという考え方です。

脳がストレスを受けて、脳内の夫婦関係が悪くなった状態を「脳疲労」と定義し、脳疲労を解消する具体的方法をとして「BOOCS(ブックス法)」があります。

ストレスの原因である今の環境(仕事や家庭環境など)はそう簡単に変わらない・・・
そこで、外的要因を解消するのではなく、あなた自身の脳疲労に気づき、自分をケアするが解消するという考え方です。

脳疲労度は、脳疲労自己診断11か条(脳疲労度チェック)から知ることができます。

算出された脳疲労度をもとに、一日一快食を実行します。
調子に波はあるかもしれませんが、焦らずにゆっくりと継続することがポイントです。

2.「脳疲労」を解消するために

「生活習慣病」の中でも治療がなかなかうまく行かない肥満をモデルに、その発症仮説とし「脳疲労仮説」を用い、それを基に新たな治療仮説(BOOCS=Brain-Oriented Oneself-Care System=脳疲労自己解消法)をつくり、実際に適用してみました。

「脳疲労」を解消すれば、肥満は治るという考え方です。ここでBOOCS法の具体的方法は、下に示す二つの原理と三つの原則と若干の具体的な技法によりなる極めてシンプルなものです。
しかし、第一原則と第二原則に表れているように、一見、逆説、反常識に見える為に、理論の理解は難しく感じるかもしれません。そこでなぜこの三原則が成立するのか、少しひも解いてみましょう。

下の図にあるように向かい風をイメージしましょう。自転車をこいでいるのが脳内ファミリーです。
前から吹いているのは、社会環境や人間関係、仕事などの巨大なストレスです。私たちは、常に向かい風に向かって頑張って自転車をこいでいるようなものです。そんな状況で「少し休もうよ(止まろうよ)」というお母さんに対して、お父さんは「休んではダメだ!こぎ続けろ」と言い続けることで、力尽きて自転車というカラダはフラフラになっていきます。

「禁止の禁止の原理」というのは、要は「禁止するのを止める」ということです。
分かりやすく言えば「●●してはダメだ!」「●●しなさい!」といった自分自身に対する禁止の命令をまず止めてみることになります。
そうすることで、「●●してもいいんだ」と心が楽になるのです。

そして、快の原理というのは、自分にとって心地いいことを一つでもいいからやってみる。それまで、ダメだダメだと抑制していたものを許すということでもあります。
たとえば自分が甘いものが大好きで「甘いものが食べたい」と心から思うなら「甘いものを食べる」ということ。「●●がしたい」と思うことを「まずやってみる」ということ。
それらの自分にとって心地良いことを受け入れ実行することで、新たな「脳疲労」を、とりあえず解消または防止しようとするも のです。

3. 従来法とBOOCS法

なぜ従来の肥満に対する「カロリー制限療法」が長期的には成功しないのかを理解するために、以下の図をみてみましょう。