BOOCSブログ
BOOCSの「快食」を始めようと思うのですが、「ドカ食い」とはどう違うのでしょうか?
2025.06.23カウンセラーアドバイス
Q:BOOCSの「快食」を始めようと思うのですが、いわゆる「ドカ食い」とはどう違うのでしょうか? つい食べすぎてしまってカロリーを摂りすぎることはありませんか?
【BOOCSポイント】
A:快食は “食後の幸福感” がストッパー。満足したところで自然に手が止まるため、ドカ食いのように無意識で過食する心配はほとんどありません。
1|快食とは
BOOCS法では、食事の時間を楽しみにしながら「ちょうどいいくらいお腹がすいたな」と感じたタイミングで、自分の好きなものをゆっくり味わうことを大切にしています。 食べ終えたときに「おいしかった」「幸せ」と心から感じられる満足のある食事──それが「快食」です。
2|ドカ食いとの決定的な違い
ドカ食いとの決定的な違いは、以下の表のようにまとめることができます。
快食 |
ドカ食い |
|
食事を始めるきっかけ |
適度な空腹を楽しむ |
強い空腹・イライラ・ストレス |
食べ方 |
一口ずつ味わい、ペースがゆっくり |
急いでかき込む、無意識で量が増える |
食後感 |
幸福感・満足感が残る |
後悔・罪悪感が残る |
心身への影響 |
脳疲労がやわらぎ、味覚が整う |
脳疲労を悪化させ、ストレスループに |
ポイント
- 快食は「質」と「満足」にフォーカスし、量に頼らない。
- ドカ食いは「満腹中枢が働く前に大量にかき込む」ため、量でしか満足を得られない。
3|参考カロリー(目安)
快食を意識していると、一度に食べられる量には限りがあり、多くの場合 1,000〜1,200 kcal 前後で収まることが多いとされています。
これは──
1日の推奨エネルギー(目安)
|
2,000〜2,600 kcal |
|
1,600〜2,000 kcal |
と比較しても、過度に心配するほどではありません。
料理内容によってカロリーは変動しますが、満足したら箸を置く──この姿勢が快食の鍵です。
まとめ
- 快食は「食後に幸福感が残り、量でなく質で満たされる」食べ方。
- 対してドカ食いはストレスや強い空腹から無意識で量を摂る過食状態。
- 快食を心がければ、自然と食べ過ぎは減り、心も体も整っていきます。どうぞ安心して、食事そのものをゆったり楽しんでください。