BOOCSブログ
2歳から始まる、新しい関わりのはじまり
2025.12.22ブックスサイエンス
0歳から1歳までの間、赤ちゃんの歩みを大切にしながら、できる限り肌を離さず過ごしてこられたお母さん。本当に日々、愛情いっぱいに向き合ってこられましたね。その積み重ねが、赤ちゃんの心と体の土台をやさしく支えてくれています。
そして1歳を過ぎた頃になると、赤ちゃんは少しずつ「子ども同士の世界」に目を向け始めます。ほかの子どもの声が聞こえるだけで、ぱっと表情がゆるみ、関わりたい気持ちが芽生えてくるのです。2歳頃になると、その気持ちはさらに強まり、「一緒に遊びたい」「まねっこしたい」と、小さな社会性がぐんと伸びていく時期に入ります。
子どもの脳はスポンジのように柔らかく、毎日ふれている世界をそのまま吸い込むように覚えていきます。生まれたときは約3兆個の細胞を持つといわれ、人は20歳までにその20倍にもなるほど成長しますが、その大半は3歳までにぐんと増えると言われています。「三つ子の魂百まで」という昔の言葉は、まさにこの大切な時期のことを指しているのです。
だからこそ、この時期に安心できる大人に守られながら、同時に少しずつ集団の中での経験を重ねていくことは、とても豊かな意味を持っています。一般的には3歳から幼稚園に入ることが多いのですが、当園では2歳児さんも受け入れ、無理のない形で集団生活を始めていただける環境を整えています。
また、当園では2歳児の親子教室も開いていますが、その中で「お母さん、とても頑張って育ててこられたんだろうな」「きっと今、少しだけ大変な時期なのだろうな」と感じる場面に出会うこともあります。子どもが活発になり、気持ちの波も大きくなるこの時期は、お母さんが手を焼いてしまうことがあって当然です。
そんな時には、こちらから「よければ2歳からお預かりできますよ。おむつも自然に外れていきますからね」とお声をかけることがあります。日々の育児で疲れがたまっていたお母さんたちは、ほっとされた表情で預けてくださることが多いのです。
お母さんが少し肩の力を抜いて、安心して子育てができること――
それが、子どもの成長にとっていちばんの栄養になります。
どうかひとりで抱え込まず、いつでも頼ってくださいね。
お母さんとお子さんの日々が、これからもやさしい光に包まれますことを願っています。
