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不登校サポートネット代表長阿彌先生12月9日講演会のご報告
2016.12.12ブックスサイエンス
不登校サポートネット代表長阿彌先生12月9日講演会のご報告
2016年最後の講演会、師走のお忙しい中ご参加いただき誠にありがとうございました。
司会はNPOの理事でアロマセラピストの阿刀純子さんにお願いいたしました。
阿刀さんが最初にご自身の経験から得た、子どもに対する対応も親(高齢)への対応も
同じと感じた“気づき”をお話しされたことを受けて長阿彌先生が、コミュニケーションの
共通のポイントから講演がはじまりました。
『どんな人の脳も間違う』ということを分かりやすい例えで参加者に質問され、
みごとに参加者全員が聞き間違いをしていました。
参加者が体感したうえで共通するコミュニケーションの、
ポイントや役割などを、教えていただきました。
【共通の3つのポイント】
①ゆっくり(小学生低学年) ②やさしく(敬意リスペクト) ③何度でも(繰り返す・正確に)
コミュニケーションは言語だけで行っているのではなく、相手の態度や表情、
服装など感じとりながら行っています。言語だけが変わっても子どもは変わりません。
親御さんの考え方が変わり、徐々に表情やまなざしが変わって
それを子ども達は感じ取ってやっと変わっていくそうです。変化までには時間も必要。
焦らず「じわ~っと」が肝心だと、自分自身にも思い当たることがあり
『なるほど…』と頷きながら聞くことができました。
後半は現在の日本の子ども達の実態をご紹介。子どもの貧困率も年々増えているそうです。
最近の不登校の子ども達の中には経済的に学校に行けない子が増えているそうです。
どうしたら子ども達や若者が自信を取り戻し未来へ希望が持てるようになるのか。
大人の役割と具体的な対応を教えていただきました。
頭ではわかっていても、脳のクセは簡単には治りません。もっと詳しく知りたい!
そんな方のために、『女性のためのコミュニケーション講座』を
月に1回、第2金曜日19時~行っています。