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藤野武彦先生が第14回日本認知症予防学会学術集会にてシンポジストとして登壇 「脳神経炎症とプラズマローゲンに焦点を当てた最新の研究」を発表
2025.09.17お知らせ
2025年9月12日から14日にかけて、都市センターホテル(東京都)にて開催された第14回日本認知症予防学会学術集会において、藤野武彦先生がシンポジストとして登壇し、認知症予防に関する最新の研究成果を発表しました。
認知症予防戦略の確立に向けた合同シンポジウム
今回、藤野先生が登壇したのは、日本脳サプリメント学会との合同シンポジウム「認知症予防戦略の確立へ向けて」です。認知症予防分野の第一線で活躍する5名の専門家が集結し、多角的な視点から予防戦略について議論が交わされました。
藤野先生は、その中で「脳神経炎症と認知症予防の接点:プラズマローゲンの役割」と題した講演を行いました。
脳神経炎症とプラズマローゲンの重要性を指摘
藤野先生は、認知症の発症・進行において重要な因子とされる脳神経炎症に焦点を当て、この炎症プロセスを抑制または調整する物質としてのプラズマローゲンの可能性について詳細に解説しました。
発表では、プラズマローゲンが持つ抗酸化作用や細胞膜保護作用が、脳の健康維持にどのように寄与し、ひいては認知症予防に繋がるのかを示すデータが提示され、参加者の高い関心を集めました。
合同シンポジウムは、認知症予防の新たな方向性を示す重要な議論の場となり、今後の研究および実用化への期待が高まっています。